GUIのボタンは、現実世界のスイッチと同様に押すことで何かの操作を行なう為のコンピュータ画面上の表現である。一般には物理的なボタンを模した立体感のある形状が多いが(ウィジェット)、中には単なるアイコン表現がボタンの役割を果たす場合もあり、このような物も機能分類に従い通常ボタンと呼称する。
ボタンはアイコンと同様の、機能のグラフィカルな表現である。かなりのバリエーションがあり、全てに共通する特徴を挙げるのは難しいが、アイコンとの主な違いは
OSごとに標準化されたデザインを持つ
固定配置であり、ドラッグ操作で移動できない
単一クリックで動作する
などを基本とする。
物理的スイッチと異なり、GUIボタンの動作はその上でマウスボタンを押した時ではなく、離した時に判定される。これは誤ってクリックしたボタンを動作させないようマウスカーソルを範囲から外せるための処置である。時折キーボードのリターンキーなどでクリック動作を代替できる場合があり、そのような物はデフォルトボタンと呼ばれる。OSによってはキーボードフォーカスを移動する事でデフォルトボタンを移動できる場合がある。
アイコンボタン1