顔料と乾性油などから作られる絵具で、油彩に用いられる。油絵具は乾性油が酸化することに伴い、分子構造が変化することにより定着する。 顔料を乾性油で練り上げた物は既に油絵具であると言えるが、市販の油絵具にはこの他に様々な物質を混入させている。また近年では、界面活性剤の添加により水による希釈、水性絵具や水性画用液との混合が可能な、可水溶性油絵具も存在する。